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Channel: ワイン好き夫婦のおうちワイン日記
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Château Lafon 2002

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ボルドー。


メドックのクリュ・ブルジョワ、シャトー・ラフォン2002を開けました。いつものラ・ヴィネですが、ここでボルドーを購入するのは実は稀です。




深く濃いルビー。ややガーネットが入っています。


香りはカシス、ブラックベリー、プルーン。ブラックペッパー。


口に含むと、タンニンがまだまだ厚いけれども、明るい果実と軽快な味わい。酸は中庸ながらも冷涼感のある味わい。柔らかさと弾力性があり、ふっと落ち着く感じがします。さすがに12年熟成によってこなれてきています。するすると流れるように飲めてしまう、喉越しの良さ。


いろいろありますが、何だかんだ言っても、ボルドーは(それなりに選べば)外しは少ないと思います。






アヴォカド


これは伊勢丹の\180(税別)アヴォカド。なかなか良質ですが、ちょっと遅かった。

ワインとの相性はまずまず(マリアージュ点6.5/10)。




茄子のソテー バルサミコ風味


定番メニュー。

ワインとの相性は宜しいです(マリアージュ7/10)。




本日のメイン




北海道産栗かぼちゃのソテー
近くのスーパーの栗かぼちゃ。ホクホク。

ワインとの相性は素晴らしい(マリアージュ点7.5/10)。




ワインラムもも肉の焼き肉


伊勢丹のお勧めだったワインラム。北海道産のラム。なんでも、ワインの搾りかすを食べさせて育てたとのこと。本当に臭みがなくて、エレガントの味わい。ワインの味がする訳ではありませんが、柔らかくて美味しい。

ワインとの相性は、もちろん素晴らしい(マリアージュ点7.5/10)。柔らかなラムと柔らかなボルドーの鉄壁の相性。



続いてデセール。



ガトー・バスク・オ・キャラメル・マッチャ(パティスリー・サダハル・アオキ)


伊勢丹限定。バスク地方の伝統菓子をアレンジしたもの。サクサクの生地には抹茶を使用。中にはキャラメルクリーム。まあまあの美味しさ。フランス菓子に期待するインパクトは抑え気味で、抹茶だけに和風で曖昧な味わい。いや、これはこれで良いのですが、お値段\631はさすがに驚きました。これだと、限定で終わりそう・・・。




飲んだ日:2014.9.28

入手日:2014.1.26

購入店:ラ・ヴィネ

輸入者:恵比寿ワインマート

容量:750ml

購入価格:\3,040

アルコール度数:13%

私達のお好み度: B+~B++ (最高A++、最低C)

飲み頃度:今美味しいけれど、あと10年は熟成しそう。


Absolument Brut, Corbon

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この日はシャンパーニュ。


アヴィーズのRM、コルボンのアブソリューモン・ブリュット。ドザージュゼロ。


ショップの情報では、

第一次大戦後に創業。現在は女性当主が受け継いでいるとのこと。生産量は15,000本。マロラクティック発酵なし。このキュヴェは3種の葡萄を用い、瓶熟を4年実施。







中くらいの濃さのイエロー・ゴールド。泡は少な目。


香りは、洋梨。赤りんご。白い花を思わせるフローラル香。ヴァニラ香。


口に含むと、ノンドゼらしいドライさ。密度の高いミネラル。後からキューンと来る酸。石灰質土壌の典型的な酸。古いリザーヴワインもなければ、リクール・デクスペディションもないけれど、程良い熟成感と厚み。アヴィーズらしい堅牢な酸とミネラルが明解に表現されていると思います。そして、エネルギー感のあるシャンパーニュ。




コルク栓で瓶内二次発酵がされている写真がミュズレになっています。




白菜人参大根葱榎茸干椎茸生姜のスープ中華風


ただの野菜のぐた煮です。野菜から出る旨みが主役のスープ。

シャンパーニュとの相性はまずまず(マリアージュ点6.5/10)。




わらさの刺身



魚に強い近くのスーパーのお刺身。柵を買って、スライス。新鮮なので、臭み全くなく、美味しいお刺身です。鰤ほどではないけれど、やはり脂が豊富。




山葵と青柚子胡椒


普通は山葵で食べるのかもしれませんが、今回は山葵だけでなく、青柚子胡椒も準備。

結果は、山葵とお刺身の脂が上下に分離してしまい、一体化しませんでした。しかし、青柚子胡椒の場合は上手に一体化し、お刺身がさらに爽やかな味わいになりました。

シャンパーニュとの相性は宜しいです(マリアージュ7/10)。


おお、青柚子胡椒、優れものです。




使った柚子胡椒(青ゆずこしょう)


伊勢丹で購入。青ゆずこしょうと言います。宮崎県、東米良で作られています。成分は、青柚子、青唐辛子、塩とのこと。おでんや湯豆腐、刺身、麺類、鍋物、焼き鳥などに使えるとのこと。これから、これを頻繁に使ってみたいと思います。





飲んだ日:2014.10.4

入手日:2014.8.12

購入店:ラ・ヴィネ

輸入者:恵比寿ワインマート

容量:750ml

購入価格:\6,415

アルコール度数:12%

私達のお好み度: B++ (最高A++、最低C)

飲み頃度:今美味しい。

PR: 心を豊かにするマイレージ

Perpetual 2011 Torres

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珍しくスペイン。只今、一か月前頃の記事を更新中(笑)。ちょっと遅れ気味ですが、マイペースです。


トーレスがプリオラートで造る、ペルペチュアル2011。


プリオラートはスペインの中でも指折りの高級ワイン生産地。ゴツゴツとして岩肌の丘陵地帯で、その独特な土壌と伝統と近代化を融合したワイン造りを行っている地域と聞いたことがあります。


ミゲル・トーレスはカタルーニャに本拠地を置く1870年創業の巨大生産者。今ではスペイン全土に生産地を広げていて、このプリオラート以外にも、あのリベラ・デル・デュエロにも畑を所有。また、チリ(息子が経営)やカリフォルニア(妹が経営)にもワイナリーを所有しているとのこと。今は、ミゲルさんから娘のミレイアさんにバトンタッチされたとのことです。




非常に深く濃いレッドパープル。


香りは、プルーン、ブラックベリー。ヴァニラ香を含む強い樽香。タール。鉛筆の芯。鉄っぽい香り。


口に含むと、強烈なアルコール感。甘みを感じます。若々しくふんだんな黒系を主体とする果実味。となると、温暖な味わいの可能性が高いですが、実は酸が思いの外立っていて、むしろ冷涼的。こういうところは好きなところです。タンニンは粉っぽさを感じますが、アタックはあまり抵抗を感じず、悪い印象はありません。しかし、飲み進めるとかなり強力に感じられてきたんですけどね。


これは近代的な味わいだから、きっとシラー主体でカベルネも入っているのかな?と思って裏のエチケットを見てみたら、なんとガルナッチャとカリニェーナという伝統的品種のみ使用とのこと。全く外してますねガーン


久々に濃厚なワインを飲みました。懐かしさを感じました。昔はこんなのばかり飲んでましたから。懐かしさを感じると同時に、まだ好みから大きくは外れていないかなとも思いました。


例に違わず、年と共に最近は好みも確かに変わってきて、表面的には優しくも秘めた強さをもつワインを求めるようになってきました。そんなときに昔好きだったワインを開けるのは、自分が本当にどれだけ年を取ったのか確認したいという意味もあるのでしょう。まだ好みだったのは嬉しい結果です。いや、もしかしたら無理しているだけかもしれません(笑)

上がスペイン語で下が英語。

古樹。急斜面。「イコレイヤ」という粘板岩土壌(雲母の小粒子を含む赤い粘板岩)。フレンチオークにて18か月熟成。

名前の通り、永遠に時を超えて生きていくワインとのことです。


・・・つまり、飲むのが早過ぎたということ・・・ですね。



プリオラートはDOCです。


コルクも良い質のものを使っていました。




ルッコラ

これは地元のルッコラ。水っぽくなくて味わい深くて美味しいです。

ワインとの相性は宜しいです(マリアージュ点7/10)。




黄色ズッキーニのソテー

これはも地元のズッキーニ。

ワインとの相性は宜しいです(マリアージュ点7/10)。




六白黒豚ラグーの米なすグラタン

奈良からのお取り寄せ野菜に入っていた巨大な米なす。これを容器として使ってグラタンにしてみました。ネットで検索すると定番料理なんですね。でも、なすの中身をほじくり出すのが結構面倒でした。なので、包丁でザクザク切れ目を入れたら楽になりました。使った豚肉が美味しかったこともあり、全体的に上出来のグラタンになりました。

ワインとの相性も宜しかったです(マリアージュ点7/10)。




飲んだ日:2014.10.5

入手日:2014.9.6

購入店:伊勢丹催事場

輸入者:センチュリートレーディング

容量:750ml

購入価格:\4,860

アルコール度数:15%

私達のお好み度: B++ (最高A++、最低C)

飲み頃度:今美味しいけれど、あと5年は待ちたい。


Brut Experience B de B Andre Jacquart

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アンドレ・ジャカールの裾ものシャンパーニュ、ブリュット・エクスペリエンスを開けました。ル・メニル=シュール=オジェだけでなくヴェルチュのブドウも使って造るブラン・ド・ブラン。


8月に飲んで 、なかなかコストパフォーマンスが良いと思って3本追加購入したうちの二本目。






中くらいの濃さのレモンイエロー。泡の量は多め。


香りは、りんご。それも擦り卸しりんご。熟した洋梨。ブリオッシュ。そして、ロースト香と、アロマティックさは健在。


口に含むと、丸みを帯びた酸を感じます。もちろん、後から伸びる酸です。ミネラルはほどほど。上級キュヴェのメニル・エクスペリエンスに比べると酸もマイルドだし小柄です。重心が高めで軽快な味わい。よく練れた熟成感は初めて飲んだ時に感じた通り。また、その時に感じたドライさ(4g/L)も、同じ造り手のブリュット・ナチュール を飲んで以降は、むしろ甘く感じるようになりました。そして、その甘さが人懐っこさを与えると同時に、ミネラルが表現する本質を覆ってしまうデメリットも感じました。でも、これはどう見てもミネラルで勝負するキュヴェではないでしょうから、ドザージュのデメリットは小さいと思います。


スケール感はなくてこぢんまりとしていますが、優しくて柔らかな酒質が持ち味のシャンパーニュだと思います。あまり考えずにさらっと飲むのに最適。あと一本残っています。




デゴルジュマンは'12年の3月と印字されているようです。






本日の晩ご飯

この日は伊勢丹に行く途中で、丸の内の一風堂で赤丸を食べたので、夜は少なめで。




           アヴォカド、ジャガイモと枝豆のサラダ(by 柿安ダイニング)

久々に柿安ダイニング。アヴォカドが入っていたので。お味は、すみません、まあまあです。

シャンパーニュとの相性はまずまず(マリアージュ点6.5/10)。




バゲットサンド

エディアールのバゲット。中身はプロシュート・デ・パルマとブリー・ド・ナンジェ。





プロシュート・デ・パルマ24か月とブリー・ド・ナンジェと枝付完熟干しぶどう

バゲットの中身のハムとチーズです。奥はおまけでもらった枝付完熟干しぶどうです。




飲んだ日:2014.10.11

入手日:2014.8.12

購入店:ラ・ヴィネ

輸入者:恵比寿ワインマート

容量:750ml

購入価格:\5,443

アルコール度数:12.5%

私達のお好み度: B+~B++ (最高A++、最低C)

飲み頃度:今美味しい。

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2012er Dellchen Riesling trocken GG, Dönnhoff

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久しぶりのドイツ。ナーエのデンホフの上級キュヴェ。


2012年産ノルハイマー(Norheimer)・デルヒェン・リースリング・トロッケン・グローセス・ゲヴェックスを開けました。


造り手のHP によると、

ナーエ川中流に位置するノルハイム村のデルヒェンという名の畑。斑岩などの火成岩からなる断崖絶壁の間の小さなくぼ地にある畑とのこと。デルヒェンは方言で小さなくぼ地の意だそうです。眠気も覚めるような南向き急斜面の畑で、粘板岩(スレート=シーファー)と、断崖をなす火成岩由来の堆積岩が混ざった土壌。樹齢は20年程度と若め。収量は30hl/ha、手摘み収穫。発酵と熟成は木樽とステンレスを両方使うとのこと。





薄めのイエロー。グラスの底に微量な泡。


香りは、黄桃、洋梨、グレープフルーツ。黄色い花のフローラル香。緑色の爽やかなハーブ。ミネラル由来の香り。


口に含むと、清涼感と共に、まだ厚みを維持した果実味。リースリングらしい細くて強靭な酸。ただし、'12ということで'10ほどの量感はありません。ミネラルは密度は高いけれど重さはなくてサクサクとした軽快感があります。良いモーゼルのミネラルの重心の低さとは異なり、キラキラとした粒状の印象。シーファーだけでなく火山性土壌が混ざっているからでしょうか?程よいぺトロール香もあります。


冷涼過ぎず、かつ温暖過ぎず。中庸な重さで高めの重心。モーゼルやラインガウの好きなワインを除くと、かなり好みな味わい。ただし、GGの名にしてはスケール感がないと思います。







プロシュート・デ・パルマ24か月+刀根早生柿

前日のプロシュートの残りで生ハム柿にしてみました。柿は奈良からのお取り寄せで刀根早生柿(とねわせがき)といいます。

ワインとの相性は宜しいです(マリアージュ点7/10)。



小松菜のソテー XO醤

これも奈良からのお取り寄せ野菜。質の良い小松菜。XO醤を追加。

ワインとの相性はこちらも宜しいです(マリアージュ点7/10)。




掛川完熟酵母黒豚の肩ロース、ばら薄切り肉

I's Meatにて。最近よく買う掛川さんのところの酔っ払い黒豚。相当レベルの高い黒豚ですが、これが安定的に入手できるのです。



掛川完熟酵母黒豚のしゃぶしゃぶ



かぐや姫のお姉さん

という変わった名前のトマト。北海道産だったかと思います。

ワインとの相性は宜しいです(マリアージュ点7/10)。



掛川完熟酵母黒豚のしゃぶしゃぶ

上が肩ロース、下がばら。肩ロースは程よい脂加減で飽きの来ない味わい。沢山食べられます。ばらは脂にインパクトがある味わいで、少量食べるなら口どけも良く美味しい。忘れてましたが、味付けはオーストラリアの湖塩のみ。

ワインとの相性はこちらも宜しかったです(マリアージュ点7/10)。



おまけ。この日の午後に頂いたデセール。



グアヤキル(by Jean-Paul Hevin)

伊勢丹のジャン=ポール・エヴァンにて。奥のケーキのところにあったチョコレートケーキ。さすがはJPHですね。濃厚ですが、あまり甘過ぎないところが好感。しょっちゅう食べるものではないですが、たまに食べるならいいですね、これ。




飲んだ日:2014.10.12

入手日:2013.10.31

購入店:ドイツのワインショップ(B)

輸入者:個人輸入(空輸)

容量:750ml

購入価格:€29.33

アルコール度数:13.5%

私達のお好み度: B++ (最高A++、最低C)

飲み頃度:今美味しいけれど、あと5年は待った方が良いんでしょうね。

A.P.Nr. 7753010 28 13

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マカロン(JPH)

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またまたジャン=ポール・エヴァンのマカロン。いつも行く伊勢丹の中では一番好きなマカロン。



ジャン=ポール・エヴァンのマカロン4種



Macaron Amer

アメール。「ビターチョコレートガナッシュ。シックな味わい。」

ガナッシュの密度が高いです。高粘性。決して甘過ぎることがなく、大人の味わい。我が家としてはお好み度A。



Macaron Perle


ペルル。

やさしい味わい。ふわっとしたテクスチュア。これはまあまあかな。お好み度B。



Macaron Pistach'in

ピスターシュイン。「ピスタチオ風味のパートダマンドとビターチョコレートガナッシュ。ピスターシュ・ヌガティーヌのかりっとした食感。」

焦点の定まった、凝縮間のある味わい。これはいつも食べたい。お好み度A。




Macaron Pomme anis


ポム アニス。「青りんご風味のミルクチョコレートガナッシュにアニスの香り。」

強い甘味と青りんごの清涼感のコラボレーション。これもいいですが、お好み度はBかな。



次にフランスに行ったら、できるだけいろんなマカロンを食べてみたいです。本場のマカロンは少し違うそうですから。


Ch.-Montrachet Abbaye de Morgeot 2010 Jean Fery

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シャサーニュ=モンラッシェ・プルミエ・クリュ・アベイ・ド・モルジョ2010を開けました。造り手は、ジャン・フェリー・エ・フィス。


造り手のHP によると

4世代に亘り、オート・コート・ド・ニュイのエシュヴロンヌ村に本拠地を置く造り手。自社畑を10ha持ち、ネゴシアン業も展開。コント・アルマンなどで働きながら頭角を現したカナダ人のパスカル・マルシャン氏が、2006年よりヴィニュロンとして参画。2011年にはABの認証も獲得。宿(ジット)も経営している、強かなメゾンのようです。


プルミエ・クリュ、アベイ・ド・モルジョは私達の好みのアペラシオン。十分なヴォリューム感と繊細さを併せ持つ、満足感の高いシャサーニュと思っています。


どうやら、このアベイ・ド・モルジョ、こちらのドメーヌではこの2010年が初ヴィンテージのようです。それまでは白の最高はサヴィニーのレ・ヴルジュレスだったようですので、待ちに待った期待のシャサーニュ・プルミエ。




中くらいよりもやや濃いめのイエローゴールド。


香りは、このテロワールらしくパイナップルやマンゴー、バナナなどお約束のトロピカル系に、グレープフルーツ程度の南方系シトラスを感じます。黄色っぽいフローラル香。爽やかなハーブ香。そして、樽由来のバター、クリーム、ヴァニラ。


口に含むと、密度の高い重量感のある液質。豊満でスケール感があります。酸はシャサーニュらしいギザギザした輪郭ですが、'10なりの高さはなく、これはアベイ・ド・モルジョの標高のためでしょう。ミネラル自体は重くはないもののかなり高密度。もしかしたら収量が少ないのかもしれません。そういえば、'10も全体的に収量が少なかったですね。将来はミネラル主体のワインになりそうな勢いですが、若い今は十分な果実味も共存している状態。アフターに期待するローストやモカは、まだほとんど現れておらず、やはり飲み頃はかなり先でしょう。


'11のピュリニーやシャサーニュなど調子に乗って若いものを開けてましたが、ついに怒られた感じべーっだ!


重心は中庸より下。味わいは非局在。




裏エチケットの上部に追加で貼り付けたシートにはヴィニュロンのパスカル・マルシャンの名前が見えます。



茄子のソテー

奈良からのお取り寄せ。千両茄子という名だそうです。バルサミコ酢と湖塩で味付け。

ワインとの相性は宜しいです(マリアージュ点7/10)。



トマト(かぐや姫のお姉さん)

先日も紹介したかぐや姫のお姉さん。オーストラリアの湖塩で。

ワインとの相性はまずまず(マリアージュ点6.5/10)。



掛川完熟酵母黒豚肩ロースのソテー

お気に入りの掛川完熟酵母黒豚。今回は肩ロースをソテー。濃厚な味わいで脂身も美味しい。

ただ、ワインとの相性ははまあまあ(マリアージュ点6/10)。



松坂牛のハンバーグ

これはハンバーグを作ろうと思ったのではなく、次の料理の余りをハンバーグにしただけです。

でも、さすがは松坂牛です。ミンチでも肉の味わいはよろしいです。

ワインとの相性も宜しいです(マリアージュ点7/10)。




松坂牛のビーフパイなど

全部ビーフパイにしようと思いましたが、パイ生地を沢山使うとその分カロリーがとんでもないことになる・・・ということで、二つだけパイにして、あとはパイ生地ベースのピサラディエールに。

ピサラディエールは以前も作ったのですが、とにかく美味しい。今回のパイ生地はそれほど良いものではなかったのですが。そして、ビーフパイは素晴らしい。やはりパイ生地完全に包んであるので肉汁が閉じ込められているからでしょう。

そして、ワインとの相性も素晴らしい(マリアージュ点7.5/10)。やはりテクスチュアのマッチングが効いているように思います。




飲んだ日:2014.10.13

入手日:2014.9.20

購入店:ラ・ヴィネ

輸入者:恵比寿ワインマート

容量:750ml

購入価格:\6,998

アルコール度数:13.5%

私達のお好み度: B++ (最高A++、最低C)

飲み頃度:今美味しいけれど、あと5年待ちたい。

Minéral Extra Brut B. de B. 2000 Agrapart & Fils

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アグラパール・エ・フィスのミネラル・エクストラ・ブリュット・ブラン・ド・ブラン2000を開けました。


アヴィーズのRM。現在リリースしている6種類のキュヴェはどれも魅力的で、特に古代品種も含む6つのブドウ品種から造るComplantée、ミレジメのMinéral、Avizoise、ノンドゼのVénusには注目したいと思っています。これまでにAvisoiseは飲みましたが、他は飲んでいませんでした。今回は初めてのMinéral、ミレジメ2000。



造り手のHP によると、

この蔵は19世紀の終わり頃に設立されたとのこと。今ではアヴィーズ、オジェ、クラマン、オワリーに10エーカー(4ha)の畑を所有。50パーセル、65年以上のVVもあるが平均樹齢は40年。テロワールの真実を表現するために常に心を砕く。


このキュヴェは、アヴィーズとクラマンの古樹をアッサンブラージュ。ドザージュは4g/L。全キュヴェ共通として、マロラクティック発酵は完遂、デゴルジュマンは出荷の60日前に実施。SO2添加量は50mg/Lと少量に抑えているとのこと。







濃いめのゴールド。ややオレンジ色が入っています。'00だけあって、さすがに泡の勢いはないですが、そしてそれは個人的にはありがたいですが、きめ細かい泡でもあります。


香りは、熟した洋梨。ペリカンマンゴー。熟成シャルドネに感じるカンロ飴、そしてナッツ。やや、シェリーのような酸化熟成香。樽由来のロースト香も感じられます。


口に含むと、実に堅牢な味わい。酸は高く、しかし比較的柔らかく、後から立ち上がって伸びていきます。高けりゃ良いってものではなく、こういうのが美酸なんですよね。キュヴェの名称になっているだけあって、ミネラルも秀逸。舌の上に構造物が積み上がっていくようなミネラル感。確かにミネラルのキャラが立っています。


スケールの大きなシャンパーニュ。エネルギー感も旺盛。飲み込んだ後でもその存在感はなかなか消え去りません。そして、熟成による妙。「うねり」とか「妖艶さ」が現れており、今が美味しい時期の一つであることは間違いないと思います。


重心は中庸。丸みを帯びた味わいが中央にぽっかりと浮いています。中央に集中していく味わい。


造り手と銘柄を知らされずに一口飲んだPuligny妻、瞬時に只者のシャンパーニュではないと気付きましたが・・・。まあ、心の準備をせずに飲むグレートワインもサプライズで良いのではないでしょうか。




収穫は2000年秋。瓶詰めは2001年5月。デゴルジュマンは2008年8月。7年間の澱との接触期間。2006年産は5年間のようですが、'00は長かったようです。



デゴルジュマンから6年。コルクもしっかりとマッシュルーム状になっていました。




小松菜のガーリックソテー

地元産。安くて美味しいです。

シャンパーニュとの相性はまあまあ(マリアージュ点6/10)。




ジャガイモ蒸し

電子レンジで蒸しただけ。トリュフサルサと共に。

シャンパーニュとの相性は宜しいです(マリアージュ点7/10)。




真鯛の刺身

銚子産の真鯛。魚に強いスーパーのもの。新鮮でふっくらとした一尾があったので、三枚おろしにしてもらいました。単なる刺身ではつまらないと思って、皮をガスレンジのグリルで軽く炙ってあります。

まあ、それが成功したかどうかは不明ですが、かなり美味しいお刺身。生臭さというものとは無縁で、食感の弾力性がすごい。もはや魚とはかけ離れた味わいで、ブラインドで食べたらわからないかもしれません。

シャンパーニュとの相性はまずまず(マリアージュ点6.5/10)。




ブリー・ド・ナンジェと枝付干し葡萄 (by フロマージュリー・ヒサダ)


先日の残り。モーに比べるとナンジェは平坦な味わい。若いということもあり、キャラクターに面白味がないです。やはりモーか、ムーランでしょうか?

シャンパーニュとの相性は宜しいです(マリアージュ点7/10)。








飲んだ日:2014.10.18

入手日:2013.7.15

購入店:ラ・ヴィネ

輸入者:恵比寿ワインマート

容量:750ml

アルコール度数:12%

私達のお好み度: A- (最高A++、最低C)

飲み頃度:今美味しい。

Vi Roig de Taula Terme de Guiu 2012 Mendall

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珍しいワイン。スペインのカタルーニャ産。


メンダールという造り手のビ・ロイグ・デ・タウラ・テルメ・デ・ジュウ2012。


伊勢丹のグランドカーヴでインポーターが試飲をやっていたので、興味本位で覗いてみました。いくつか試飲した中に、おっ、これは!と思ったものがあったので一本ゲット。


インポーターのHP によると、スペインはカタルーニャの生産者。1999年設立。栽培面積は6ha、主に粘土質土壌で、一部に石灰岩を含むとのこと。生産量は15000本。収量は20hl/haと少ないです。有機栽培(準ビオディナミ)。2003年以降SO2不使用とのこと。ノンフィルター。

このテルメ・デ・ジュウは土着のカリニェーナ100%。東向き斜面の標高470mに位置する1haの畑。石灰岩土壌で一部粘土を含むとのこと。樹齢25~30年。除梗、ステンレスタンク発酵、熟成。無濾過無清澄。生産量は300本と希少なワイン。


ただ、購入後にグランドカーヴに遅れてやってきてテイスティングしたPulingy妻は、「これBrettじゃない?」と一言。分かっちゃいたけどそんなに気になる?だってもう買っちゃったしシラー




濃いめの色合いのルビーパープル。


香りは、残念ながら、試飲時と同様にブレタノミセスの影響が感じ取れます。Puligny妻はここでかなりの拒否反応。Puligny夫は、あまり気にならないです。

ブルーベリー、ブラックベリー、プルーンの黒系果実。ブラックペッパー、クローヴ系のスパイス。


口に含むと、極微炭酸を感じます。ほろ苦さ。フレッシュな果実味。濃いめの赤ワインとしては高めに感じる酸。タンニンはやや多め。飲み進めると次第に強くなっていきました。軽めのミネラルですが、しっかりと主張。これがコアとなって、味わいの骨格となっているところは良いと思います。


重めの味わいで、重心は中庸。中央に集中するとともに、垂直性を感じる味わい。どことなく、ポップな感じのするワイン。これは結構いいワインだと思うのですが、いかんせん、ブレット独特の香りが、言われてみると気になるのです。


でも、酔いが進むと、ブレットも気にはならなくなってくるもんです。ちょっとした野性味のようなもので、一種のスパイスのようなもののように感じるというのは確か。ゼロにしなくても、気づかない程度に入っていると却って複雑性を出せるようにも思います。



ブレットについて分かり易く解説していただいているブログ を見つけました。それをまとめると、

・ブレタノミセス(ブレット):酵母の一種

・これによって発生する物質:

 ①4-エチルフェノール(4EP) 獣臭、馬小屋、馬の汗など=マイナスイメージ

 ②4-エチルガイヤコール(4EG) 薫製香、エピス、丁子 =プラスイメージ

・4EPを人間が感じる閾値:0.6mg/L

・ブレット増殖の原因

 1.アルコール発酵終了後に残糖がある時

 2.樽熟成中

 3.衛生管理の欠如

・ブレットの混入防止:衛生管理、亜硫酸添加

・増殖した場合の対応:フィルトレーション(香り成分減少のリスク)


なるほど。この生産者は樽は使わないので確率は下がるのですが、SO2無添加、ノンフィルターですから、よほどの衛生管理をしないとブレットの危険性があるということだと思います。しかし、この生産者、この香り自体がむしろワイナリーの特徴だと考えているのではないでしょうか?


上記のブログにも、これもワインの特徴だと胸を張って市場に出すのも一つの選択肢であり、造り手個々の価値観、ポリシーとして決めるしかないとまとめています。


最後は飲み手が判断することになるのでしょう。ただ、我が家ではPuligny妻によるネガティヴな判断が優勢になっております(苦笑)




エチケットには、SO2T=8MG/Lとあります。これは、自然に含まれるSO2の量であり、醸造に際して人為的には添加していないとのこと。





博多早生柿

柿の季節になりましたね。これは早生柿。博多産です。とろとろの食感で甘いです。

ワインと合わせてみましたが、これが結構合うんです(マリアージュ点7/10)。




かぼちゃ蒸しとさつまいも蒸し

かぼちゃはスーパーの北海道産。うーん、このかぼちゃはそんなに美味しくはないですね。北海道産がなんでも良いという訳でもないか。逆にさつまいもは奈良産ですが、こちらは素晴らしいです。

ワインとの相性は、かぼちゃが6.5/10、さつまが6/10。




和牛トモサンカクのステーキ

卯の花牛という千葉県産の黒毛和牛・交雑牛。名前の通り、おからをエサにしているとのこと。

うーむ。お肉は本当にピンからキリまでありますね。これは普通の牛肉でした。柔らかさはあるけれど、黒毛和牛のトモサンカクに期待したい旨さはちょっと感じにくかったです。

ワインとの相性はまあまあ(マリアージュ点6/10)。




おまけ。


奈良からのお取り寄せ野菜に入っていたのが、ポップコーン用の豆。フライパンで作ってみました。


ポップコーン作り

50gの原料豆にサラダ油を大さじ1、塩を小さじ1/3を加えてフライパンに入れて蓋をして中火にかけますと、ポンポンと弾けます。全部弾けたら、バター10gを入れて余熱で溶かしてよく混ぜ合わせる。簡単です。



ポップコーン

まあ、別に特に美味しい訳でもないですが、一から自分で作るのは楽しいですね。

一応、ワインとも合わせてみましたよ。何と、相性は宜しいです(マリアージュ点7/10)。





飲んだ日:2014.10.19

入手日:2014.9.27

購入店:伊勢丹グランドカーヴ

輸入者:ザヴァイン

容量:750ml

購入価格:\4,536

アルコール度数:13.1%

私達のお好み度: B+ (最高A++、最低C)

飲み頃度:あと3年待ったほうが良いと思われるが、ブレットは如何ともし難い・・・。

Chassagne-Montrachet 2011 Michel Niellon

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久々の投稿となります。


仕事やプライベートなど色々と訳があり、一か月以上もブログアップできませんでした。その間、お寄り頂いた皆様、ありがとうございます。また、「おや、どうしたんだろ?」などとお気に掛けて頂いた方もいらっしゃったかもしれません。しばらく投稿なく、大変申し訳ありませんでした。


それでは、ブログ再開します!


と言いたいところですが、実のところ以前のような頻度(と言っても大した頻度ではなく、毎日更新されている方に比べるべくもないですが)では更新できないと思います。それでも、細々と継続していきたいと思いますので、何卒よろしくお願い申し上げます。


まずは1か月以上前に書き始めていた記事からスタートさせてください。実は、ワインだけは調子よく開けていたので、厳選したとしても10~20記事は残っていて、さらに厳選しないと古新聞しか出せなくなりそうで既に溜息が出ています(笑)



ドメーヌ・ミシェル・ニーヨンのシャサーニュ=モンラッシェ2011。


シャサーニュの名手と言われる造り手。村名ですから、早飲み可能(自分調べ)な'11なら既に楽しめるんじゃないかと思って。






中くらいの濃さの輝きのあるゴールデン・イエロー。


完熟した洋梨。バナナ。パイナップル。黄色い花。ミネラル香・・・。自分の考える典型的なシャサーニュの香り。


口に含むと、樽や木の香りが暴れている感じで落ち着いておらず、期待していたピュアさが感じられません。まあ、ここはタイミングの問題でしょう。しかし、その酸は、エッジの効いたシャサーニュのそれであることは間違いありませんが、低酸の'11にしても量感がありません。また、ミネラルも舌に重く感じてしまい、全体的に抜けの悪い味わいです。縦に伸びず横に広がる味わいなので鈍さを感じさせます。ここはタイミングの問題ではないような気がします。なんかこう、ニーヨンならもっと垂直性を感じさせてくれても良さそうなものなのですが・・・。まあ、唯一良いところは、果実味がフレッシュかつ豊かなところです。でも、若いから当然ですね。

別にダメージを受けたワインには思えなかったので、これがこのタイミングにおける実力なのではないかと思います。これを選ぶくらいなら、ちょっと嵩みますがプルミエ・クリュを選んだほうが圧倒的に満足度が高いと思います(プルミエクリュならこのタイミングでは開けませんが)。


こんな感じで満足の行く味わいではなかったのですが、もしこれが赤ならどうだったのか・・・などとふと考えてみました。この重たいミネラル感はシャルドネにはちょっと厳しいけれど、ピノ・ノワールならどうだっただろうかと。そして、もしかしたらこの'11でさえも、ある程度の垂直性が出てフィネスのあるワインになるのではないかと直感的に感じました。


シャサーニュ=モンラッシェが、その昔はシャルドネではなくピノ・ノワールの銘醸地として評価されていたというのは有名な話です。ですから、現在、価格の点で有利という理由でシャルドネが植えられている畑の何割かは、本当はピノ・ノワールに適した畑であるはず。もしかすると、今回開けたニーヨンのコミュナルはまさにそういう土壌だったのかもしれません(未調査)。


ところで、ニーヨンの赤って見たことがないですが、あるんですかね?





アヴォカド

近くのスーパーのアヴォカド。ブルゴーニュ白には合わせたい。でも、冬が近づくにつれて(これ秋頃の記事なので(苦笑))、なかなか良いアヴォカドが手に入りにくくなってきました。

でも、ワインとの相性は素晴らしい(マリアージュ点7.5/10)。ブル白とアヴォカド。この組み合わせは中々外すことがありません。



黒枝豆

奈良県の宇梶産。とても質の良い枝豆。

ワインとの相性は、まずまず(マリアージュ点6.5/10)。



阿波尾鶏むね肉のポシェ ほうれん草のソテーと

最近よく作るメニュー。阿波尾鶏のむねを軽くポシェしただけ。下に敷いているほうれん草は、奈良産のものをソテーしました。これも素晴らしいほうれん草です。

ワインとの相性は、宜しいです(マリアージュ点7/10)。



やっとのことで再開した今日が、大晦日となってしまいました。


皆様には大変お世話になりました。冒頭に書かせて頂いたように、細々とではありますが何とか継続的に綴っていきたいと考えております。また来年もふらっとご訪問頂けますと幸いです。よろしくお願い致します。


それでは、皆々様に置かれましても来年が健康で楽しい一年となりますよう、お祈りしております。



飲んだ日:2014.10.25

入手日:2014.9.23

購入店:ラ・ヴィネ

輸入者:恵比寿ワインマート

容量:750ml

購入価格:\7,592

アルコール度数:13%

私達のお好み度: B+ (最高A++、最低C)

飲み頃度:あと3年程度待ったほうが良いかな?

2010 Spätburgunder Sommerhalde GG Bernhard Huber

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皆様、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。


今年の初記事は、久しぶりのドイツのシュペートブルグンダー。古新聞継続中(苦笑)


バーデンの名手、ベルンハルト・フーバーの2010年産ボンバッハー・ゾンマーハルデ・シュペートブルグンダー・グローセス・ゲヴェクスを開けました。


昨年の6月、当主のベルンハルトさんが55歳という若さで他界されたニュースは、ドイツに疎い私にも入ってくるほどドイツワイン界ではショッキングなニュースだったようです。それほど影響力のある造り手だったということだと思います。たしかに、日本語だけでも相当な情報がネットで見られます。凄い方だったんですね。


2010年のGGはまだ早いはず・・・。約1年前に飲んだ同じく'10のAlte Reben が今一つでしたから、さらに上級キュヴェとなるとまた同じ目に合う確率大だった訳ですが、なぜだか何となく開けたくなったんです。エイヤっと開けてみました。


造り手のHP によると、シュペートブルグンダーとしては7種類を生産しているようです。エントリーラインとしては、若樹ラインが二つ(3~11年ものと12~20年もの)。次に20~40年のアルテ・レーベン。GGものが三種(ビエネンベルク、ゾンマーハルデ、シュロスベルク)、そしてトップキュヴェに相当するのがヴィルデンシュタインで、ここは700年前にシトー派の修道僧がブルゴーニュに似た土壌ということでピノ・ノワールを植えたという記録が残っているとのことです。


このボンバッハー・ゾンマーハルデ”GG"については、次のように記載されています。

・面積:2.15ha(この生産者の全所有面積は40ha)

・標高:240~300m

・向き:南東向き

・傾斜は20%~50%

・土壌:赤みを帯びた含鉄の貝殻石灰土壌が筋状に交差

・樹齢8年から45年

・シュペートブルグンダー:80%、ヴァイスブルグンダー:10%、ゲヴルツトラミナー:10%

・植密度は古樹が4,500本/ha、若樹が7,000~9,000本/ha

・平均収量は30hl/ha(シュペートブルグンダー)






濃いめの色合いの輝かしいルビー色。リムにはややオレンジが見えます。


香りは、旺盛なベリー香。熟したイチゴやラズベリー。チェリーやアセロラのような甘酸っぱい赤系果実。ジャムのような凝縮した果実香です。それら果実に加えて、黒糖やヴァニラ、パン・デピス、そして、なめし革のような動物香も感じられます。


口に含むと、優しいアタック。香りから想像できたように厚みのある果実。若いだけあって酸もタンニンも確かに硬めですが、我々にとっては全く問題のない飲み易さ。石灰質土壌由来の酸は高めでながら背後に控えて良い感じ。また、タンニンは硬くとも量は適度であり、この若さでもワイン全体の味わいを崩すことがないのはシュペートブルグンダーならではと思います。そして、やはりGG、並ではない太いミネラル。芯の通った骨太な味わい。でも、このミネラルは重過ぎず、ワイン全体の中で過度に主張することがないのが素晴らしい。


'10のアルテ・レーベン は飲み進める毎に味わいのバランスが変化して、甘さを際立って感じるようになってしまったのですが、このGGは最後まで安定な味わいで、最後の一滴まで美味しく頂けました。


これまで若くして飲んでしまったシュペートブルグンダーの上級キュヴェでは、強靭なミネラルがワインの味わいを支配してしまったり甘さが支配してしまったりして、飲みづらいと思うことがありました。だから、若いシュペートブルグンダーは若樹や軽い土壌のキュヴェに限ると思い始めておりました。でも、このフーバーのGGは果実の甘さがミネラルのコアをしっかりと包んで好バランスを実現できていて美味しい。うーん。まだまだドイツワインはわからないことが多くて難しいです。いや、逆に言うと、予想がつかずに非常に面白いです。あ、いや、これはドイツだけに言うことじゃあないですね。ワイン全体が自分にとっては予想がつかずに面白い存在です。


フーバーのGG旨し。しかし、'10がもうお店に残っていないのを見て、やや後悔しょぼん





コルクも高品質のものを使っています。




トマト

こちらは千葉県産(長生村)のトマト。ワインとの相性はまずまず(マリアージュ点6.5/10)。



ジャガイモ

こちらは確か北海道産。頂き物のトリュフサルサを添えて。

ワインとの相性は宜しいです(マリアージュ点7/10)。




島根県産かつべ牛焼き肉用

I's Meat Selectionにて。このかつべ牛が出ると、いつも何かしら買ってしまいます。一頭買いなので、好きな部位を頼めるというメリットもあります。今回は既に店頭に並んでいた焼肉用のお肉です。左の赤っぽいのがカイノミ。右の霜降りがバラです。



島根県産かつべ牛のソテー

付け合わせはブラウンマッシュルーム。ワインとの相性は宜しいです(マリアージュ点7/10)。


さて、まずはカイノミ。今回のは脂少な目でタンパクな味わい。歯応えのある硬めの味わいでした。ワインとの相性は、実は今一つ(マリアージュ点4/10)。ワインとはテクスチュアが全く合っておらず、血っぽい(鉄っぽい)味わいが強く感じられました。


続いてバラ。かなり脂が乗っていて、柔らかで口の中でとろける味わい。沢山食べるならカイノミがベターですが、少しだけ食べるならバラが圧倒的に美味しいです。さて、ワインとの相性は・・・。これは素晴らしい(マリアージュ点7.5/10)。ワインの柔らかさとリッチさがお肉の特性とよく合っています。柔らかい牛肉とすぐれたシュペートブルグンダーの相性はかなりポテンシャルが高いと思われます。




飲んだ日:2014.11.3

入手日:2013.10.31

購入店:ドイツのワインショップ(B)

輸入者:個人輸入(空輸)

容量:750ml

購入価格:€35.21

アルコール度数:13.5%

私達のお好み度: B++~A- (最高A++、最低C)

飲み頃度:今も美味しいし、あと5年程度待っても良くなりそう。

AP.Nr.:472 18 12

PR: 選ばない、だまされない 模倣品・海賊版-政府ITV

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犯罪組織の手助けをしてしまうかも!偽物を選ばない、だまされないための注意点とは?

Puligny-Montrachet Les Combettes 2007 E. Sauzet

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エチエンヌ・ソゼのピュリニー=モンラッシェ・プルミエ・クリュ・レ・コンベット2007を開けました。


これまた早開けです。というのも、ある日このボトルを見たとき、キャップシールの頭のところに少し緩みがあって心配になったからなんです。購入当初は少し飛び出ていたコルクが保管途中でボトルの中に引っ込んだかように見えたので。


同じキュヴェがもう一本あるし、この辺で確認してみるのもよかろう・・・。ということで開けてみました。







やや濃いめのゴールデン・イエロー。


香りは、ピュリニーらしくライムやグレープフルーツのような柑橘系を中心に、蜜リンゴや花梨などのフルーツ。スイカズラのような白い花を想わせる香り。樽由来のヴァニラ。MLF由来のクリームやヨーグルトを感じます。


まったく異常は感じられず、なあんだという感じ。気にするほどでもありませんでした。


口に含むと、タイトで引き締まった味わい。しかし、酸はそれほど高くはなく、実はあまり長持ちしなさそうに思えます。その酸の特性は、ピュリニーらしいなめらかな鋭角的ニュアンスに、ムルソーライクにややエッジを効かせた感じ。やはり、コンベットはピュリニーながらもムルソーに隣接しているということを思い起こさせてくれます。また、ふくらみのある味わいもコンベットらしいところでしょうか。軽やかながらもしっかりと自己主張し、かつ度が過ぎないミネラル。スパイシーな味わい。アフターにはロースト香。この辺をうまくまとめているのが、優れた造り手の証左だと思います。


時間が経つと、味わいにかなりの厚みが出てきました。より開いたということと、温度が上がったということの両方が考えられると思います。


ほんの少し残してヴァキュヴァンし、翌日また飲んでみました。すると、熟成による栗のような甘さが現れ、しかも余韻を長く感じるようになり、綺麗に熟成するポテンシャルを感じました。


飲んだ印象からは、'07のピュリニーのプルミエ・クリュは、あと3年以内に「我々の」好みの熟度に達するような気がします。


このタイミングで開けたのは、結果的に良かったと思います。




グラスを変えて試してみました。それぞれのグラスでまったく異なるニュアンスが楽しめました。


■ロブマイヤーのブルゴーニュ・グラス(左)   ⇒ 軽やかさと味わいの広がり感

■リーデルのヴィノム・シャルドネ・グラス(右) ⇒ 凝縮感と重量感


個人的にはロブマイヤーでの味わいの方が好みでした。






ラディッシュ

奈良の宇陀産。マヨネーズで。

ワインとの相性は宜しいです(マリアージュ点7/10)。




チンゲン菜のガーリックソテー

こちらも奈良産。素晴らしいチンゲン菜。シャキシャキした食感にしっかりとした味わい。

ワインとの相性はまずまず(マリアージュ点6.5/10)。




この日のメイン




ジャガイモ(付け合わせ)

じつはこちらも奈良産。美味しいジャガイモ。

ワインとの相性は宜しいです(マリアージュ点7/10)。




阿波尾鶏むね肉のポシェ

いつもの阿波尾鶏むね肉。ポシェによって絶妙な火入れができました。皮目はちょっと焙ってカリッと仕上げました。

ワインとの相性は素晴らしい(マリアージュ点7.5/10)。まあ、これは順当ですね。





飲んだ日:2014.11.8

入手日:2009.8.25

購入店:ウメムラ Wine Cellar

輸入者:ラック・コーポレーション

容量:750ml

アルコール度数:13.5%

私達のお好み度: A- (最高A++、最低C)

飲み頃度:今でもかなり美味しいけれど、あと3年程度待つと飲み頃になりそう(少なくとも我々にとっては)。

Beaune Clos du Dessus des Marconnets02 Dufouleur

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ボーヌ・クロ・デュ・ドゥス・デ・マルコネ2002を開けました。造り手はドメーヌ・ロア(ルイス)・デュフルール。


一昨年前の夏、ブルゴーニュを訪問した際に、ボーヌの中心近くにLes Jardin de Loisという宿をとったのですが、そこがまさに、このワインの造り手が経営するシャンブル・ドット(B&B)だったのです。ル・ジャルダンと名付けられていることからも大きな裏庭があるのですが、その庭でエポワスなどのフロマージュを贅沢に頂きました。その際、ご当主にお願いして準備していただいたのが、このクロ・デュ・ドゥス・デ・マルコネの白'06でした。


いつもお世話になっているラ・ヴィネの冊子で見つけたのは、この畑の赤。懐かしくて思わずオーダー。畑名付きですが、ヴィラージ格付けです。


造り手ののHP によると、このクロ・デュ・ドゥス・デ・マルコネのテロワールは、標高300m、東向きの粘土石灰質土壌。面積は40エーカーで植密度は1万本/ha、収量は48hl/ha。醸造は、3,4日間のマセラシオンで3週間の発酵。樽熟(新樽比率15%)は12か月とのこと。







濃いめのルビー。ガーネット色のリム。


香りは、チェリーやラズベリーなどの赤系とブラックベリーなどの黒系果実が交じり合っています。スミレなどの赤い花の香り。


口に含んで一言、チャーミングなワイン。この言葉、どうしてもボーヌの赤に使ってしまいます。キュンとした酸が効いている「陽」なワイン。タンニンもこなれて、さらりとした液質。それなりのミネラル感。30分も経つと、開いてきて、複雑な香味が出てくると同時に、いくらかの粘性が感じられるようになります。温度が上がったせいかな?


この辺の赤は、ニュイの赤に比べるとどうしてもあか抜けないラスティックな(rustic;田舎っぽい、純朴な)感じがするのですが、ここがまた楽しくて好みです。控えめで自己主張は強くないので、食事と合わせ易い感じがしますし。


ボーヌの村名が良い熟成をすると、いかに楽しいワインになるかということが分かるワインの一つだと思います。また、このシャンブル・ドットに泊まりたくなりました。






ブロッコリー


軽く茹でて、オーストラリアの湖塩とオリーブオイルを掛けました。

ワインとの相性はまあまあレベル(マリアージュ点6/10)。




キャベツの塩もみ


いやあ、何せ奈良から送ってもらっているお取り寄せ野菜は、大きいのが丸ごと入っていたりするものですから、絶対に捨てることをしない我が家では消費が大変です。今回もキャベツ一個を処理するのに万策尽き、とうとう「そのまま」を出さざるを得ない状況に(笑)

ただ、塩揉みをしてしんなりとさせ、それに美味しいごま油を垂らすと、不思議と食が進みます。

ただ、ワインとの相性は可もなく不可もなし(マリアージュ点5/10)。



六白黒豚もも肉のピカタ



I's Meatの岩田シェフに教わったもの。お店に伺ったときは、いつもレシピの一つ二つを教えてもらっています。ピカタってイタリア料理ですが、パルミジャーノを混ぜた溶き卵を絡めてソテーしたものです。中身は豚、仔牛、鶏、白身魚など。今回は豚肉のピカタ。ただし、I's Meatの豚肉ではなく、地元スーパーで入手した六白黒豚です。

ワインとの相性は宜しいです(マリアージュ点7/10)。質は良いけれど肩に力の入っていない食事とワインの組み合わせです。



飲んだ日:2014.11.9

入手日:2014.9.23

購入店:ラ・ヴィネ

輸入者:恵比寿ワインマート

容量:750ml

購入価格:\5,027

アルコール度数:13%

私達のお好み度: B++ (最高A++、最低C)

飲み頃度:今美味しいし、あとは待っても3年程度でしょう。



Cuvée Louis Tarlant

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最近、すっかり我が家でも定着したシャンパーニュの造り手、ウイィ村にあるタルラン。そのフラッグシップの一つ、キュヴェ・ルイを開けました。


今回開けたのは、昨年ここを訪問した際に蔵から直接購入したもの。あのときも、楽しい訪問でした。


シャルドネとピノ・ノワールが半々。チョーク質土壌。複数年に跨って収穫されたブドウを使用するノン・ヴィンテージもの。このロットは、99年産を中心に96から98までをアッサンブラージュ。マロラクティック発酵はせず、ドザージュは2g/lと控えめで鋭い酸を特徴としつつ、接触機関を10年以上と長くして熟成感とまろやかさを出す造り。








やや濃いめのオレンジがかったゴールド。泡はとても繊細。


香りは、ドライ・アプリコット。熟した黄リンゴ。黄色い花。シェリー香にオークのニュアンス。


口に含むと、熟成感と粘性のある液質。酸は一見目立ちませんが、時間をもって後から量と共に押し寄せてきます。ミネラルは密度が高く、何やら物々しい印象。ドライな味わいと相まって、頑固なお爺さん的印象のある味わい。もしかして、ルイさんって・・・?


中央に集中する味わい。重めのミネラルのせいか、重心の低い重厚長大な味わいは、陽ではなく、むしろ陰なイメージで、ちょっと難解なシャンパーニュ。瓶詰めが2000年5月、デゴルジュマンが2013年2月ですから、約13年間澱と接触していたということです。ここまで長いと、味わいの重たさが際立ってくるのですね。



いつもながらにタルランの裏エチケットには詳細な情報が満載でありがたいです。





ルッコラ

地元の農家の方が近くのスーパーに置いている野菜から。このルッコラは味が濃くて美味しいです。

ワインとの相性はまずまず(マリアージュ点6.5/10)。




栗かぼちゃ

栗将軍という名のかぼちゃ。北海道産。これを蒸して頂きました。

ワインとの相性は、まあまあ(マリアージュ点6/10)。




本マグロ大トロ(京都産)

最寄りのデパ地下にて。京都府伊根産の養殖物。普段はせいぜい中トロ止まりなのですが、たまには食べてみたいと思い・・・。おそらく、家で大トロを食べるのは初めてかも。

このサシの入り具合がきれいだったので。果たして、とろけるような食感で、確かに少量ならば大トロの美味しさは比類がありません。強いて言えば良い牛ロースのようなイメージですが、生と焼の違いもあるので直接比較は避けます。

シャンパーニュとの相性は、これが素晴らしい(マリアージュ点7.5/10)。ワイン単体で飲むとかなり暗いのですが、大トロと一緒に頂くと、パッと明るくなって、そして楽しくなります。いやあ、これがマリアージュの醍醐味です。



飲んだ日:2014.11.15

入手日:2014.4.30

購入店:蔵元より直接購入

輸入者:空輸(ハンドキャリー)

容量:750ml

購入価格:€59

アルコール度数:12%

私達のお好み度: B++ (最高A++、最低C)

飲み頃度:今美味しい。


1997er Erbacher Marcobrunn Riesling Spatlese

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ひと月ぶりのリースリング。


1997年産エアバッハー・マルコブルン・リースリング・シュペートレーゼを開けました。造り手はラインガウの二山五城の一つであるシュロス・ラインハルツハウゼン醸造所。


たまたま伊勢丹のグランドカーヴ(奥)に伺ったら、'97だけがピンポイントで何本か入荷されており、そこのMソムリエにお勧め頂いたので、そんなに高くないし試しに買ってみようかと。ちなみに、'97のイケムもありまして、こちらは本気で・・・(笑)。

1997年は特にモーゼル=ザール=ルーヴァーのグレートヴィンテージと伺っており、こちらのラインガウに関しても期待されるところ。


造り手のHPによると、

このマルコブルンという畑は、エアバッハ地区にある緩やかな傾斜の南向き斜面。その歴史は13世紀にまで遡るとのこと。高々6.7haの畑にリースリングのみ植えられています。重いローム層(粘土と砂が固まった土壌)と砂を含むマール(泥灰土:粘土と石灰が固まった土壌)からなる土壌は、ブドウに対して十分に栄養補給すると同時に、乾燥期の水分バランスを調整するとのこと。




濃いめのイエローゴールド。


香りは、マンゴー、熟したリンゴ。甘く、まろやかな香り。烏龍茶。パンナコッタ。

スワリングすると、ペトローレムが出てきます。


口に含むと、しっかりと糸を引くような酸。酸の余韻が長いです。17年の時を経て、果実味とシュペートレーゼ的甘さは幾分控えめになり、甘露な味わいと柔らかさが出てきているように思います。体に染み込むようなイメージ。緑家さんのよく言われるカテキン的な渋み(収斂性)があります。ワインなのでタンニンと呼ぶべきかもしれませんが、白ワインであることを考えると熟成に樽を使っているのかもしれません。


リースリングの甘口はどのように熟成していくのかということを、垣間見ることができたような気がします。ここも由緒ある生産者のようですが、さらに素晴らしいモーゼルやラインガウの造り手がいます。このワインで好印象を持てたということは、さらに素晴らしい造り手のさらに長く熟成したリースリングはどんな味わいなのでしょう?是非試したいという気持ちが湧き上がってきました。





あ、そうそう。このコルクはボロボロでした。ソムリエナイフしか持っていないので、抜くのに結構苦労しましたよ。




野菜炒め

野菜はいつものお取り寄せ。片栗粉でとろみをつけました。

ワインとの相性は微妙(マリアージュ点5.5/10)。




じゃがバター

ドイツワインを飲むときには外せないジャガイモ。今回はワインにもオイリーさを期待してじゃがバターに。

ワインとの相性は宜しいです(マリアージュ点7/10)。




お刺身



ぶり(勝浦産)

ぶりは千葉勝浦産。ぶりはちょっと古くなると臭みが出て好きではないのですが、新鮮だと美味しいです。山葵よりも青柚子胡椒が合いますね。

ただ、ワインとの相性はマイナス(マリアージュ点4.5/10)。熟成リースリングなら行けるかと思ったのですが、まだ果実味が残っているということなんでしょうね。




アトランティックサーモン(ノルウェー産)

好きなアトランティックサーモン。日本近海で取れるさまざまな魚に比べて、結構大味ではありますが、脂の乗ったリッチな味わい、柔らかく弾力性のある味わいは、価格以上のパフォーマンスだと思います。大味で気軽な白ワインを合わせたいところです。

今回は大味なワインではありませんが、それなりに合いました(マリアージュ点6.5/10)。




飲んだ日:2014.11.22

入手日:2014..

購入店:伊勢丹新宿店グランドカーヴ

輸入者:Amz

容量:750ml

購入価格:\5,400

アルコール度数:9.0%

私達のお好み度: B++ (最高A++、最低C)

飲み頃度:今美味しい。

AP.Nr.:32 071 008 98

Pernand-Vergelesses Ile des Vergelesses 2007

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ドメーヌ・シャンドン・ド・ブリアイユのペルナン=ヴルジュレス・イル・ド・ヴルジュレス・ルージュ2007を開けました。


生産者のHP によると、

栽培面積は3.13ha、樹齢はさまざまですが平均40年。中程度の傾斜をもつ東向き斜面。土壌は粘土と石灰が適度に入り混じっているとのこと。


この造り手は一昨年に訪問して以来、少しずつ試しています。このイル・ド・ヴルジュレスは、繊細で凛としたペルナンの中でも特にミネラリーでスレンダーな味わいで、訪問時の試飲でも好印象だったキュヴェ。訪問時にはもちろん'07はありませんでしたが、伊勢丹にて見つけたので購入してみました。


数度の経験を経て'07ブルゴーニュに対して思っている印象は「若年寄」ということ。だから、これもそうかもしれないと単純に考えて開けてみたという訳です。というか、他に代わりもなく・・・。







中くらいの濃さのルビー。若々しい色あいですが、リムを見ると相当に薄く、オレンジから黄色を呈しています。


香りは、フランボワやセリーズなどの赤果実が主体で、ミュール(ブラックベリー)などの黒果実が混じるように感じます。スパイスは甘系のシナモンなど。土っぽい香り。


口に含むと、香り同様にフレッシュな赤果実が来ます。優しくも冷涼的な引き締まった酸。まだまだ豊富なタンニン。しっかりと味わいの芯を形成するミネラル感。ペルナンらしい、しかもIdVらしいタイトな味わい。飲み進めると、次第にミネラルの自己主張が強くなってきました。


重さはやや軽め。重心は高く中央に集中する味わい。まだまだ硬いので、もう数年から5年もして綺麗に熟成すると、タンニンもこなれて旨味が出てきそうな印象。若飲みを標榜しがちな我々でさえも、今のタイミングはちょっと早かったなと思いました。


'07は若年寄である可能性があると思って開けてみた訳ですが、そんなことは全くなく、ブルゴーニュのプルミエ・クリュらしく至極当然に、熟成にはボトリングから10年以上必要ということ、でした。


クラシカルな造りをするこのドメーヌですから、しっかりと熟成させて楽しむワインを造っていたのだろうと改めて認識しました。ちなみに、造り手のHPをよく見返してみたら、2007年ヴィンテージについてのコメントがありました。


「春の季節がまるで夏のように暑かった年。極めて早熟な年で、トランペットのファンファーレと共に威勢よくスタートをきったと思いきや、7/14には既にお祭りも過ぎてしまったような年だった。そして、その後の雨や嵐によって、当初抱いていた望みが絶たれてしまったのだ。9月に入ってすぐに収穫しなければならなかったし、厳格に選果しなければならなかった。しかし、そのおかげで赤はくっきりとして軽快で果実味豊かなワインが生まれたと思っているし、白は我々の好きな緊張感のある味わいとなってくれた。そしてこれらは10年以上は熟成するだろう。」


若年寄でなかったのは、早めの収穫、厳格な選果によるものだったのだろうと思います。









小松菜と油揚げのソテー

この日は和風。小松菜は奈良からのお取り寄せ。

ワインとの相性はまあまあレベル(マリアージュ点6/10)。




阿波尾鶏もも肉とゴロゴロ野菜の炊いたん


おっと、いきなり京ことばですが、「煮物」と言うより風情があって好きな言葉です。

じゃがいもは北海道、玉ねぎは和歌山、にんじんは奈良産。

ワインとの相性はまずまず(マリアージュ点6.5/10)。ワインの硬質なテクスチュアとはちょっとずれていたと思います。



飲んだ日:2014.12.7

入手日:2014.10.11

購入店:伊勢丹新宿店グランドカーヴ

輸入者:Amz

容量:750ml

購入価格:\5,400

アルコール度数:13.5%

私達のお好み度: B+~B++ (最高A++、最低C)

飲み頃度:あと3年から5年は待つべし。



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