珍しいワイン。スペインのカタルーニャ産。
メンダールという造り手のビ・ロイグ・デ・タウラ・テルメ・デ・ジュウ2012。
伊勢丹のグランドカーヴでインポーターが試飲をやっていたので、興味本位で覗いてみました。いくつか試飲した中に、おっ、これは!と思ったものがあったので一本ゲット。
インポーターのHP によると、スペインはカタルーニャの生産者。1999年設立。栽培面積は6ha、主に粘土質土壌で、一部に石灰岩を含むとのこと。生産量は15000本。収量は20hl/haと少ないです。有機栽培(準ビオディナミ)。2003年以降SO2不使用とのこと。ノンフィルター。
このテルメ・デ・ジュウは土着のカリニェーナ100%。東向き斜面の標高470mに位置する1haの畑。石灰岩土壌で一部粘土を含むとのこと。樹齢25~30年。除梗、ステンレスタンク発酵、熟成。無濾過無清澄。生産量は300本と希少なワイン。
ただ、購入後にグランドカーヴに遅れてやってきてテイスティングしたPulingy妻は、「これBrettじゃない?」と一言。分かっちゃいたけどそんなに気になる?だってもう買っちゃったし![シラー]()
濃いめの色合いのルビーパープル。
香りは、残念ながら、試飲時と同様にブレタノミセスの影響が感じ取れます。Puligny妻はここでかなりの拒否反応。Puligny夫は、あまり気にならないです。
ブルーベリー、ブラックベリー、プルーンの黒系果実。ブラックペッパー、クローヴ系のスパイス。
口に含むと、極微炭酸を感じます。ほろ苦さ。フレッシュな果実味。濃いめの赤ワインとしては高めに感じる酸。タンニンはやや多め。飲み進めると次第に強くなっていきました。軽めのミネラルですが、しっかりと主張。これがコアとなって、味わいの骨格となっているところは良いと思います。
重めの味わいで、重心は中庸。中央に集中するとともに、垂直性を感じる味わい。どことなく、ポップな感じのするワイン。これは結構いいワインだと思うのですが、いかんせん、ブレット独特の香りが、言われてみると気になるのです。
でも、酔いが進むと、ブレットも気にはならなくなってくるもんです。ちょっとした野性味のようなもので、一種のスパイスのようなもののように感じるというのは確か。ゼロにしなくても、気づかない程度に入っていると却って複雑性を出せるようにも思います。
ブレットについて分かり易く解説していただいているブログ を見つけました。それをまとめると、
・ブレタノミセス(ブレット):酵母の一種
・これによって発生する物質:
①4-エチルフェノール(4EP) 獣臭、馬小屋、馬の汗など=マイナスイメージ
②4-エチルガイヤコール(4EG) 薫製香、エピス、丁子 =プラスイメージ
・4EPを人間が感じる閾値:0.6mg/L
・ブレット増殖の原因
1.アルコール発酵終了後に残糖がある時
2.樽熟成中
3.衛生管理の欠如
・ブレットの混入防止:衛生管理、亜硫酸添加
・増殖した場合の対応:フィルトレーション(香り成分減少のリスク)
なるほど。この生産者は樽は使わないので確率は下がるのですが、SO2無添加、ノンフィルターですから、よほどの衛生管理をしないとブレットの危険性があるということだと思います。しかし、この生産者、この香り自体がむしろワイナリーの特徴だと考えているのではないでしょうか?
上記のブログにも、これもワインの特徴だと胸を張って市場に出すのも一つの選択肢であり、造り手個々の価値観、ポリシーとして決めるしかないとまとめています。
最後は飲み手が判断することになるのでしょう。ただ、我が家ではPuligny妻によるネガティヴな判断が優勢になっております(苦笑)
エチケットには、SO2T=8MG/Lとあります。これは、自然に含まれるSO2の量であり、醸造に際して人為的には添加していないとのこと。
博多早生柿
柿の季節になりましたね。これは早生柿。博多産です。とろとろの食感で甘いです。
ワインと合わせてみましたが、これが結構合うんです(マリアージュ点7/10)。
かぼちゃ蒸しとさつまいも蒸し
かぼちゃはスーパーの北海道産。うーん、このかぼちゃはそんなに美味しくはないですね。北海道産がなんでも良いという訳でもないか。逆にさつまいもは奈良産ですが、こちらは素晴らしいです。
ワインとの相性は、かぼちゃが6.5/10、さつまが6/10。
和牛トモサンカクのステーキ
卯の花牛という千葉県産の黒毛和牛・交雑牛。名前の通り、おからをエサにしているとのこと。
うーむ。お肉は本当にピンからキリまでありますね。これは普通の牛肉でした。柔らかさはあるけれど、黒毛和牛のトモサンカクに期待したい旨さはちょっと感じにくかったです。
ワインとの相性はまあまあ(マリアージュ点6/10)。
おまけ。
奈良からのお取り寄せ野菜に入っていたのが、ポップコーン用の豆。フライパンで作ってみました。
ポップコーン作り
50gの原料豆にサラダ油を大さじ1、塩を小さじ1/3を加えてフライパンに入れて蓋をして中火にかけますと、ポンポンと弾けます。全部弾けたら、バター10gを入れて余熱で溶かしてよく混ぜ合わせる。簡単です。
ポップコーン
まあ、別に特に美味しい訳でもないですが、一から自分で作るのは楽しいですね。
一応、ワインとも合わせてみましたよ。何と、相性は宜しいです(マリアージュ点7/10)。
飲んだ日:2014.10.19
入手日:2014.9.27
購入店:伊勢丹グランドカーヴ
輸入者:ザヴァイン
容量:750ml
購入価格:\4,536
アルコール度数:13.1%
私達のお好み度: B+ (最高A++、最低C)
飲み頃度:あと3年待ったほうが良いと思われるが、ブレットは如何ともし難い・・・。